「G検定って最近よく聞くけど、どんな資格なんだろう」と気になって調べている方も多いですよね。合格率が高いと聞くと、自分でも本当に受かるのか気になるところです。
結論からお伝えすると、G検定はAIを事業に活かすための知識を問う検定で、JDLA公式の結果発表から算出した2026年の合格率は77〜83%前後です。
ただ、日本ディープラーニング協会(JDLA)の公式サイトによると、2026年のオンライン試験は100分で145問程度です。準備なしで受かるほど甘い試験ではありません。
この記事では、JDLAが公表した2026年の直近5回の結果をもとに、試験概要・難易度・出題範囲・勉強の進め方・合格後に得られるものを順番に整理しました。次回の2026年11月試験の申込期間もまとめています。
G検定とは?JDLAが実施するAIのジェネラリスト検定

G検定(ジェネラリスト検定)とは、AIを事業にどう活かすかを判断する力を問う、JDLAの検定です。
JDLA公式サイトでは、G検定の目的を「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」と説明しています。名前の「ジェネラリスト」が示すとおり、AIを自分で作るエンジニアよりも、AIを使う側や企画する側の人を想定した検定なんです。
G検定の対象者と受験資格
JDLA公式サイトによると、G検定の対象は「AI・ディープラーニングに関わる全ての方」です。受験資格はありません。
年齢や学歴、実務経験を問われないので、会社でDXやAI活用の担当になった方も、就職活動を控えた学生も、同じ試験を受けられます。
非エンジニアでも大丈夫です。プログラミングの実技はなく、知識問題(多肢選択式)だけで構成されているのも、エンジニア以外の人が受けやすい理由の1つですね。
「実装」ではなく「活用」を問う知識試験
G検定が問うのは、AIの仕組みを理解したうえで、どの業務にどんな手法を当てはめればよいかを判断する力です。
同じJDLAが実施するE資格は、ディープラーニングの理論を理解して実装する力を認定する資格なので、G検定とはねらいがはっきり分かれています。
JDLA公式サイトには、経済産業省がオブザーブする「Di-Lite」の推奨AI資格である旨も書かれています。AIリテラシーの目安として位置づけられている検定なんです。
G検定は、AIを「使う側」「企画する側」の人が、ディープラーニングの基礎と事業活用の考え方を身につけたことを示す検定です。受験資格の制限がないので、職種を問わず受けられます。
G検定の試験概要|受験料・試験時間・問題数・2026年の日程

JDLA公式サイトによると、G検定の受験料は一般13,200円(税込)・学生5,500円(税込)です。2026年はオンライン試験が年6回、会場試験が年3回行われます(JDLA公式)。
受ける形式によって試験時間が違うので、まずは全体像を表で確認しておきましょう。
試験形式と受験料の一覧
| 項目 | オンライン試験 | 会場試験 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 出題数 | 145問程度 | 145問程度 |
| 出題形式 | 知識問題(多肢選択式) | 知識問題(多肢選択式) |
| 受験場所 | 自宅 | 試験会場 |
| 2026年の実施回数 | 年6回 | 年3回(3月・5月・9月) |
| 受験料(一般) | 13,200円 | 13,200円 |
| 受験料(学生) | 5,500円 | 5,500円 |
出典:JDLA公式「G検定とは」(2026年9月26日確認)。受験料は税込です。
出題数は、2026年の実施概要ではオンライン・会場ともに145問程度と案内されています(JDLA公式・2026年9月26日確認)。
再受験割引・学生料金の条件
JDLA公式サイトによると、前回の受験日から2年以内に再受験する場合は受験料が半額になり、一般は6,600円、学生は2,750円で受けられます。
一度落ちても次は半額です。学生料金は、受験チケットを買う時点で学生であることが条件で、合格証の発行などでは学生証の提示が必要とされています(JDLA公式)。
AI For Everyoneの修了者は、修了証の日付から2年以内なら30%引きです(JDLA公式)。一般9,240円・学生3,850円で受けられます(JDLA公式・2026年9月26日確認)。
2026年の試験日程と次回の申込期間
| 試験回 | 試験日 | 形式 | 個人申込期間 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 1月10日(土) | オンライン | 2025年11月14日〜12月26日 |
| 第2回 | 3月6日(金)・7日(土) | オンライン+会場 | 1月16日〜2月26日 |
| 第3回 | 5月9日(土) | オンライン+会場 | 3月13日〜4月30日 |
| 第4回 | 7月3日(金)・4日(土) | オンライン | 5月15日〜6月25日 |
| 第5回 | 9月5日(土) | オンライン+会場 | 7月10日〜8月28日 |
| 第6回 | 11月6日(金)・7日(土) | オンライン | 9月11日〜10月29日 |
出典:JDLA公式「G検定とは」の2026年試験日程(2026年9月26日確認)。団体申込の期間は別に設定されています。
2026年9月26日時点で申し込めるのは、11月6日(金)・7日(土)の第6回で、個人申込の締切は10月29日です。締切まであと約1か月です。
第6回はオンライン試験のみなので、会場で受けたい人は2027年の日程が公表されるのを待つことになります。
受験チケットの有効期限とキャンセル
オンライン試験に個人で申し込むときは、先に受験チケットを買い、有効期限の1年以内に試験回を予約する流れです(JDLA公式)。
JDLA公式のよくある質問によると、購入した受験チケットは、債務不履行による解除の場合を除いてキャンセルも返金もできません。予定が読めない方は、受ける回をある程度決めてからチケットを買うと安心ですよ。
G検定の難易度は?2026年の合格率は77〜83%
JDLA公式の結果発表で難易度を見ると、2026年の第1回〜第5回はどの回も77〜83%の範囲に収まっていて、受験者のおよそ8割が合格しています。
JDLAの新着情報で公表されている受験者数と合格者数を並べ、合格者数を受験者数で割って合格率を算出しました。5回とも8割前後です。
直近5回の受験者数・合格者数・合格率
| 試験回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率(算出) |
|---|---|---|---|
| 2026年第1回 | 8,529名 | 6,718名 | 約78.8% |
| 2026年第2回 | 12,027名 | 9,265名 | 約77.0% |
| 2026年第3回 | 8,305名 | 6,843名 | 約82.4% |
| 2026年第4回 | 9,241名 | 7,677名 | 約83.1% |
| 2026年第5回 | 14,908名 | 11,475名 | 約77.0% |
| 5回の合計 | 53,010名 | 41,978名 | 約79.2% |
出典:JDLA新着情報の各回の結果発表(2026年1月26日・3月23日・5月25日・7月21日・9月24日付)、2026年9月26日確認。合格率は受験者数と合格者数から算出した値です。
最新の第5回は受験者が最多、合格率は低め
2026年9月24日付のJDLAの発表によると、第5回の受験者は14,908名で、2026年の5回の中でいちばん多くなりました。
一方で合格率は約77.0%と第2回に並んで低く、受験者数から合格者数を引くと3,433名が不合格だった計算です。受験者が増えた回ほど、準備が足りないまま受ける人も混ざりやすいのかもしれません。
前年の2025年第6回は、受験者10,350名・合格者8,005名でした(JDLA新着情報・2025年11月25日付)。公式の人数から算出した合格率は約77.3%です。
水準はほぼ横ばいです。
合格率が高い=やさしい試験、とは限らない
合格率が8割前後と聞くと簡単そうに思えますが、この数字は、申し込んで実際に受けた人たちの中での割合だという点は押さえておきたいところです。
受験料が1万円を超える試験なので、テキストや問題集でひととおり準備してから受ける人が多いと考えるのが自然ですよね。合格率だけで判断せず、次の章で見る「時間」と「範囲」の壁を知ったうえで対策を組むのが近道です。
合格率が高くても「難しい」と言われる理由
G検定が難しいと言われる一番の理由は、100分で145問程度を解くスピードと、技術から法律・倫理まで広がる出題範囲の2つが重なることです。
知識そのものは基礎レベルでも、時間と範囲の両方に追われるので、準備の仕方しだいで手応えが大きく変わります。
1問あたり約41秒しかない
オンライン試験の100分を145問で割ると、1問にかけられる時間は約41秒です(JDLA公式の試験時間・出題数から計算)。
迷う時間はほぼありません。問題文を読んで選択肢を比べる時間を考えると、見たことのある用語は即答できる状態にしておかないと、後半で時間が足りなくなります。
会場試験は120分で同じ145問程度なので、1問あたりは約50秒と、オンライン試験より少しだけ余裕があります(JDLA公式の数値から計算)。
出題範囲が広く、覚える用語が多い
現行のシラバスは技術分野8項目と法律・倫理分野2項目の計10項目です(JDLA公式)。AIの歴史から機械学習の手法、ディープラーニングの応用例、数理・統計まで含まれます。
1つひとつを深く掘り下げなくてよい反面、浅く広く覚える用語の数がとにかく多いのが特徴です。
苦手な分野を丸ごと捨てると、その分野の問題をまとめて落とすことになるので、全体に一度は触れておくのが安全策になります。
法律・倫理分野は技術の知識だけでは解けない
法律・倫理分野には「AIに関する法律と契約」「AI倫理・AIガバナンス」が入っていて、技術の知識だけでは点が取れません(JDLA公式シラバス)。
エンジニア寄りの方は技術分野で点を稼げても、著作権や個人情報、AIの開発契約といったテーマで取りこぼしやすいので気をつけてくださいね。逆に、法務や企画の仕事をしている方は、このパートを得点源にできます。
合格率の高さだけを見て準備を軽くすると、時間切れと範囲の抜けで落としやすくなります。「即答できる用語を増やす」「全分野に一度は触れる」の2つを対策の軸にしましょう。
他の資格と比べたG検定の難易度

G検定の難易度を他の資格と比べると、生成AIパスポートより問題数と範囲が大きく、E資格よりは受けやすいという位置づけになります。
試験時間・出題数・受験料を、各実施団体の公式サイトで確認できた範囲で並べました。
| 資格 | 実施団体 | 試験時間・出題数 | 受験料(一般・税込) |
|---|---|---|---|
| G検定 | JDLA | 100分・145問程度(オンライン) | 13,200円 |
| 生成AIパスポート | 生成AI活用普及協会(GUGA) | 60分・60問 | 11,000円 |
| ITパスポート試験 | 情報処理推進機構(IPA) | 120分・100問 | 7,500円 |
| E資格 | JDLA | 120分・100問程度 | 33,000円 |
出典:JDLA・GUGA・IPAの各公式サイト(2026年9月26日確認)。E資格はJDLA認定プログラムの修了が受験の条件です。
ITパスポートとの違い
ITパスポート試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験です。IPA公式サイトでは、働く人に共通するITの基礎知識を問う試験と説明されています。
試験時間は120分で100問なので、1問あたりは約72秒と、G検定のオンライン試験よりも時間に余裕があります(IPA公式の数値から計算)。
ITパスポートはIT全般を広く扱い、G検定はAI・ディープラーニングに絞って問います。どちらが難しいかは、得意分野によって変わるというのが実際のところです。
受験料はITパスポートが7,500円(税込)で、G検定より安く設定されています(IPA公式・2026年9月26日確認)。
AI系の資格が国家資格かどうか気になる方は、生成AIパスポートは国家資格なのかを整理した記事もあわせて読んでみてください。
E資格との違い
E資格は、JDLAが実施するエンジニア向けの資格です。JDLA公式サイトでは「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する」と説明されています。E資格は実装寄りです。
受験にはJDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが条件です(JDLA公式)。受験料も一般33,000円(税込)で、G検定の2倍以上です(JDLA公式)。
実装まで進みたい人は、G検定で全体像をつかんでからE資格を検討する順番にすると、学ぶ内容の重複を減らせます。
生成AIパスポートとの違い
生成AIパスポートは、生成AI活用普及協会(GUGA)が実施する試験です。GUGA公式の試験概要によると、60分・60問で受験料は一般11,000円(税込)です。
GUGA公式の2026年8月回の結果発表では、受験者32,877名・合格者26,699名で、合格率は81.21%でした。
合格率はG検定と同じ8割前後ですが、G検定の問題数は約2.4倍です。ディープラーニングの仕組みや数理・統計まで範囲に入るので、準備の負担はG検定のほうが大きいと考えておきましょう。
G検定の出題範囲(シラバス)
G検定の出題範囲はJDLAのシラバスで決まっていて、現行版は技術分野8項目と法律・倫理分野2項目です。現行版はG2024#6から適用されています(JDLA公式)。
技術分野の8項目
全部で10項目あり、そのうち技術分野は次の8項目です(JDLA公式シラバス)。
- 人工知能とは
- 人工知能をめぐる動向
- 機械学習の概要
- ディープラーニングの概要
- ディープラーニングの要素技術
- ディープラーニングの応用例
- AIの社会実装に向けて
- AIに必要な数理・統計知識
前半の「人工知能とは」「人工知能をめぐる動向」は歴史や基本用語、後半はディープラーニングの具体的な手法と応用、という並びになっています。
「AIに必要な数理・統計知識」も入っていますが、試験は知識問題(多肢選択式)です。数式の丸暗記より、用語の意味を説明できる状態を目指すと取り組みやすいですよ。
法律・倫理分野の2項目
法律・倫理分野は、次の2項目で構成されています(JDLA公式シラバス)。
- AIに関する法律と契約
- AI倫理・AIガバナンス
生成AIの普及で、著作権や個人情報、AIを使ったサービスのリスク管理は、仕事の現場でも身近なテーマになりました。この分野はニュースや社内のルールとつなげて覚えると、暗記の負担がぐっと軽くなりますよ。
勉強を始める前にシラバスの版を確認する
JDLA公式サイトでは、G2024#6以降のシラバスと、G2024#5までの旧シラバスが別々のPDFで配布されています。
古い参考書や中古の問題集は旧シラバスのままの場合があるので、教材がG2024#6以降のシラバスに対応しているかを、買う前に確かめておきましょう。
合格に向けた勉強の進め方
G検定の勉強は、公式テキストで全体像をつかみ、問題演習で即答できる用語を増やすという2段構えで進めるのが基本です。
1問あたり約41秒の試験なので、「読めば分かる」ではなく「見た瞬間に選べる」状態まで持っていくことが目標になります。
STEP1:シラバスで出題範囲を確認する
最初にJDLA公式サイトのシラバスPDFを開き、10項目の見出しを眺めて、自分が知っている分野と知らない分野に分けておきます。
得意と苦手の地図が先にあると、テキストを読むときにどこへ時間をかけるかを決めやすくなります。
STEP2:公式テキストで全体を一周する
JDLAの推奨テキストは、『深層学習教科書 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』です。JDLA監修・翔泳社から、2024年5月27日に発売されています(JDLA公式)。
最初の一周は細かく覚えようとせず、分からない用語に印をつけながら最後まで読み切ることを優先してくださいね。
JDLA公式サイトでは、『ディープラーニング活用の教科書』(JDLA監修・日経BP)も紹介されています。事業活用の具体例を知りたい人に向いた1冊です。
STEP3:問題演習で「即答できる用語」を増やす
テキストを一周したら問題集やアプリでの演習に切り替え、間違えた問題の分野だけテキストに戻って読み直す往復を繰り返します。公式が公開している過去問や問題集の選び方は、G検定の過去問はどこにある?公式の出題例と問題集にまとめています。
目安は1問約41秒です。演習では正解か不正解かだけでなく、1問を何秒で解けたかも意識しておくと、本番の約41秒ペースに体を慣らせます。
法律・倫理分野は技術分野と頭の使い方が違うので、演習の中でも別枠にして、苦手なまま残さないようにしましょう。
STEP4:本番の時間配分を決めておく
本番で迷った問題に時間をかけすぎないように、「迷ったら仮の答えを選んで先へ進む」と自分のルールを決めておきましょう。見直しの時間も残せます。
オンライン試験は自宅で受けるので、パソコンや通信環境の確認も前日までに済ませておくと、当日は問題に集中できます。
勉強時間の目安はどう決める?
必要な勉強時間は、AIの予備知識や1日に使える時間によって、人それぞれ大きく変わります。
目安を決めるなら、シラバスの10項目をいつまでに一周するかを先に決め、試験日から逆算して1日の分量を割り振る方法がおすすめです。
独学だけで進めるのが不安な方には講座という選択肢もあるので、後半の章で紹介しますね。
合格すると得られるもの|オープンバッジ・CDLE・履歴書への書き方

JDLA公式サイトによると、G検定に合格すると合格証書とオープンバッジが発行されます。合格者だけのコミュニティ「CDLE」にも入れます。自分にとって取る意味があるかは、G検定は意味ない?役に立つ人・立たない人で判断できます。
| 合格後に得られるもの | 内容 |
|---|---|
| 合格証書・オープンバッジ | 国際技術標準規格「1EdTech Consortium」に準拠したデジタル証明 |
| CDLE | 合格者のみ参加できるAI人材コミュニティ(メンバー専用サイト・Slack・イベントなど) |
| DX推進パスポート | G検定・E資格・Generative AI Testのいずれかに合格すると発行可能(デジタルリテラシー協議会) |
出典:JDLA公式「G検定とは」(2026年9月26日確認)。
オープンバッジで合格を証明できる
オープンバッジは、国際技術標準規格「1EdTech Consortium」に準拠したデジタルの証明です(JDLA公式)。デジタルの証明なので、オンラインでの書類提出や、自分のスキルを人に共有したい場面と相性がよいのが紙の証書との違いです。
CDLEで合格者とつながれる
CDLEは合格者だけが参加できるAI人材コミュニティで、JDLA公式サイトではメンバー専用サイトやSlack、イベントなどが案内されています。
社内にAIの話ができる相手がいない方は、同じ検定に合格した人と情報交換できる場として活用できます。
DX推進パスポートにもつながる
デジタルリテラシー協議会の「DX推進パスポート」は、G検定・E資格・Generative AI Testのいずれかに合格すると発行できるバッジです(JDLA公式)。3つすべてに合格すると、「DX推進パスポート3」になります。
G検定はその入口にもなります。
履歴書・職務経歴書への書き方
履歴書の資格欄には、合格した年月・実施団体・正式名称が分かるように書くのが基本です。
記入例:2026年9月 一般社団法人日本ディープラーニング協会 G検定(ジェネラリスト検定)合格
資格名は「G検定(ジェネラリスト検定)」、団体名は「一般社団法人日本ディープラーニング協会」と、JDLA公式サイトの表記にそろえておくと安心です。
職務経歴書では資格名を並べるだけでなく、学んだ知識を業務のどこに活かしたかを一言添えると、面接で話を広げやすくなります。
資格をキャリアにどうつなげるかは、AI時代のキャリア戦略をまとめた記事も参考にしてみてください。
生成AIパスポートとどっちを受ける?
生成AIパスポートとG検定で迷ったら、AIの仕組みから事業への活かし方まで押さえたい人はG検定を選ぶのが目安です。生成AIの使い方にしぼって短期間で1つ取りたい人は、生成AIパスポートが向いています。
公式の数値で比べると、生成AIパスポートは60分・60問で受験料11,000円(税込)です(GUGA公式)。G検定はオンラインで100分・145問程度、受験料13,200円(税込)です(JDLA公式)。
時間は1.6倍以上です。
生成AIパスポートから始めたほうがいい人
- まずは短い試験時間で、資格を1つ取ってみたい人
- ChatGPTなどの生成AIを仕事で使い始めたばかりの人
- 会社から生成AIパスポートの受験を指示されている人
生成AIパスポートを先に取り、あとでG検定に進む順番も選べるので、最初の1つとしてハードルを下げたい方には向いています。
最初からG検定を目指したほうがいい人
- 会社からディープラーニングの理解まで求められている人
- AIを使った企画やDX推進を任されている人
- 将来的にE資格まで視野に入れている人
こうした方は最初からG検定を目指したほうが、学び直しの遠回りが少なくなります。2つの試験の詳しい違いは、生成AIパスポートとG検定の違いを比較した記事で整理しています。
生成AIパスポートの難しさが気になる方は、生成AIパスポートに落ちたときの原因と対策をまとめた記事も参考になりますよ。
独学が不安ならG検定対策講座も選択肢

独学でテキストを読み切れるか不安な方や、限られた時間で効率よく準備したい方は、G検定の対策講座を使うのも選択肢の1つです。
独学と講座の違いを、判断しやすいように並べておきます。
| 観点 | 独学 | 講座 |
|---|---|---|
| 費用 | テキスト・問題集の購入費が中心 | 受講料がかかる |
| 学習の順番 | 自分で組み立てる | カリキュラムに沿って進められる |
| 分からない箇所 | 自分で調べる | 講座によっては質問できる |
| 向いている人 | スケジュールを自分で管理できる人 | 何から始めるか迷う人・短期間で仕上げたい人 |
講座を選ぶときは、現行シラバス(G2024#6以降)に対応しているかと、自分の生活リズムで続けられる形式かを確認しておくと失敗しにくいです。
オンラインで受けられる講座の1つに、資格予備校アガルートのG検定講座があります。
講座だけでなくスクール全体を比べたい方は、生成AIスクールおすすめ8校の比較記事で料金や特徴をまとめています。
G検定のよくある質問
G検定は国家資格ですか?
G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する検定で、国家試験ではありません。IT分野で国家試験を受けたい場合は、情報処理推進機構(IPA)が実施するITパスポート試験などが該当します。
G検定は自宅で受けられますか?
受けられます。JDLA公式サイトによると、オンライン試験は自宅受験で、2026年は年6回実施されます。会場で受ける場合は120分の会場試験で、2026年は3月・5月・9月の3回でした(2026年9月26日確認)。
受験資格はありますか?
ありません。JDLA公式サイトでは受験資格を「制限なし」としていて、年齢・学歴・実務経験に関係なく受験できます。
落ちたときの再受験の費用はいくらですか?
JDLA公式サイトによると、前回の受験日から2年以内の再受験は受験料が半額になり、一般6,600円・学生2,750円(税込)で受けられます。
G検定の合格率はどれくらいですか?
JDLA公式の結果発表の受験者数・合格者数から算出すると、2026年第1回〜第5回の合格率は約77.0〜83.1%で、5回の合計では約79.2%でした。
受験チケットはキャンセルできますか?
JDLA公式のよくある質問によると、購入した受験チケットは債務不履行による解除の場合を除き、キャンセル・返金ができません。チケットの有効期限は1年間なので、その間に受ける回を予約します。
次の試験はいつですか?
2026年第6回が11月6日(金)・7日(土)のオンライン試験で、個人申込の期間は9月11日〜10月29日です(JDLA公式・2026年9月26日確認)。
まとめ|G検定は時間と範囲に備えれば合格を狙える
G検定は、AIを使う側・企画する側の人向けの検定で、JDLA公式の結果から算出した2026年の合格率は77〜83%前後です。最後に、この記事の内容を整理しておきます。
この記事のポイント
- G検定はJDLAが実施する、ディープラーニングの基礎と事業活用を問う検定。受験資格の制限なし
- 受験料は一般13,200円・学生5,500円(税込)。2年以内の再受験は半額
- 2026年の合格率は約77.0〜83.1%(受験者数・合格者数から算出)
- オンライン試験は100分で145問程度=1問あたり約41秒
- 出題範囲は技術分野8項目+法律・倫理分野2項目(G2024#6からのシラバス)
- 勉強は公式テキストで一周してから、問題演習で即答できる用語を増やす
- 合格するとオープンバッジの発行と、合格者コミュニティCDLEへの参加が可能
- 次回は11月6日・7日の第6回、個人申込は10月29日まで
まずはJDLA公式サイトで最新の日程を確認し、第6回の申込締切の10月29日までに受ける回を決めるところから始めてみてください。
独学で進めるか迷う方は、講座で学ぶ順番を決めてもらうのも1つの方法です。


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